


先週からスタートした 全4週シリーズ「交通事故の過失割合」。
第1回では「過失割合とは何か」「どのように決まるのか」を初心者にもわかりやすく解説いたしました。
今回は第2回として、**多くの方が知りたい「事故ケース別の過失割合」**について詳しくご紹介いたします。
実際に相談件数の多いケースを取り上げながら、「なぜその割合になるのか」を丁寧に解説しております。
江戸川区で交通事故に遭われた方、過失割合に疑問がある方は、せきぐち整骨院(平日21時まで受付)へお気軽にご相談ください。

交通事故の過失割合は、事故の起きた状況により大きく変わります。
車の動き、道路状況、信号の有無など、さまざまな条件によって判断されるため、「同じような事故に見えても過失割合が違う」ことは珍しくありません。
特に以下のケースではトラブルになることが多く、正しい基準を知っておくことが大切です。
追突事故は最も多く発生する交通事故のひとつです。
■一般的な過失割合
・追突した側 100%
・追突された側 0%
つまり 追突事故はほぼ「100:0」で決着するケースがほとんど です。
しかし次のような例外では、追突された側にも過失がつくことがあります。
【例外となるケース】
・急ブレーキを正当な理由なく行った場合
・バックして衝突した場合
・進路妨害に近い動きをした場合
このように、単純な追突でも状況によって過失割合は変動します。
信号のない交差点で起きる「出会い頭事故」は、過失割合が複雑になりやすい代表例です。
■一般的な過失割合の一例
・優先道路がある場合:優先側 20%、非優先側 80%
・どちらも同等の道路の場合:50:50 が基準
しかし、実際には次のような要素により数値が変わります。
【過失割合が変動する要素】
1. 車の速度
2. 一時停止の有無
3. 見通しの良さ
4. 夜間か昼間か
5. ブレーキ痕の有無
例えば、一時停止を無視して交差点に進入した場合は当然ながら過失が大きくなり、逆に相手が法定速度を大幅に超えていた場合には、相手側の過失が増えることがあります。
駐車場は道路交通法上の道路ではありませんが、事故が多い場所です。
車が低速で動いていても、どちらに注意義務があるか判断しづらいため、トラブルに発展しやすい傾向があります。
■よくある事故パターン
【1】駐車枠からバックで出る車 vs 通路を直進する車
→ 通常はバックする車:70%、直進車:30%
【2】双方バックで衝突
→ 50:50 が基本
【3】車同士が同時に駐車枠へ入ろうとして接触
→ 状況により大きく変動
駐車場内は“優先道路”という概念があいまいなため、「どちらがより安全確認を徹底できたか」が重要になります。
交差点で右折しようとした車と直進車が衝突する事故も一般的です。
■基本的な過失割合の例
・右折車:70%
・直進車:30%
直進車が優先とされるため、右折車に大きな過失がつくのが基本です。
しかし次のようなケースでは過失割合が変化します。
【変動するポイント】
1. 直進車が著しいスピード違反
2. 直進車が信号無視
3. 右折車が対向車の動きを誤認
4. 夜間で視認性が悪い
事故の判断は細かい状況により大きく左右されるため、必ず事故直後に現場状況を記録しておくことが重要です。
多くの方が勘違いされますが、過失割合を決めるのは警察ではなく保険会社です。
警察は事故の「事実」を記録するのみで、過失割合には関与しません。
そのため、以下の証拠が非常に重要になります。
【重要な証拠】
・ドライブレコーダー映像
・現場写真
・ブレーキ痕の写真
・相手との会話の記録
判断材料が多ければ多いほど、適切な過失割合が算定されやすくなります。
過失割合は、治療費や慰謝料にどの程度影響するのでしょうか?
【1】治療費は過失に関係なく支払われることが多い
特に自賠責保険では、被害者救済が目的であるため、過失が7割未満であれば治療費が大きく減額されることはありません。
【2】慰謝料は通院実績で決まる
過失割合よりも 「どれだけ通院したか」 が重要です。
【3】任意保険の有無で補償内容が変わる
相手が任意保険に加入していない場合は、補償を受けるまで時間がかかることがあります。
交通事故で起こりやすいむちうち・打撲・捻挫は、整骨院での施術が有効です。
そして整骨院への通院も正当な補償対象になります。
【補償される理由】
1. 柔道整復師は国家資格であり、正式な施術機関と認められている
2. レントゲンに写らない筋肉・靭帯の損傷に対応できる
3. 通院日数が慰謝料計算に必要なため
4. 早期施術で後遺症のリスクを軽減できる
江戸川区で交通事故施術をお探しの方は、**せきぐち整骨院(平日21時まで受付)**へご相談ください。
事故ケースごとの過失割合を知っておくことは、事故に遭ったときの不安を大きく減らす助けになります。
次回の第3回では、過失割合でもめやすいポイントと、損をしないための知識を詳しく解説いたします。
引き続きご覧いただければ幸いです。